東京散歩③ 人形町・玄治店(げんやだな)と神田お玉が池

東京散歩第3弾です、

地下鉄人形町駅を降りて、神田方面に歩いて4~5分の所ドラックストアー前に史蹟「玄治店」の石碑と案内板が建っています。

”玄治店跡”

 

ご存知の方は少ないと思いますが、春日八郎が歌って大ヒットをした「いきな黒塀見越しの松つに・・・・・」の歌い出しで有名なお富さん。  歌舞伎の中村座で初演された「与話情浮名の横櫛(よわなさけうきなのよこくし)」源氏店(玄治店)の場で、お富と切られ与三郎の情話の舞台となり、その名が多く世に知られるようになりました。

水天宮方向に戻ると甘酒横丁の十字路を中心に老舗

とり料理の玉ひで 

豆腐料理の双葉 

人形町今半

  

他に、ばちのばち栄、人形町駄菓子バー(現在は残念ながら閉店)など見る目に鮮やかに映ります。

隅田川方面に行くと 

明治座では檀れい(綺麗ですね~)の“仮縫い”の公演、先に行くと浜町公園、隅田川です。

 

水天宮に戻り神田駅まで歩いて帰ろ~かな 

人形町からくり時計

元吉原

刃物のうぶけ屋(現在工事中)

石町時の鐘(江戸伝馬町牢屋敷)

吉田松蔭終焉の地を拝見し、感慨にふける。

”吉田松陰先生終焉の地”

 

神田お玉が池

江戸期の古地図には、景勝地として現在の不忍の池程度の面積を有していたが、江戸後期より徐々に神田山(駿河台)を削り、埋め立て宅地化が進み、弘化二年(1845)の時点では、池自体も存在していません。

北辰一刀流の道場「玄武館」として千葉周作は「お玉が池の先生」と呼ばれた。またこの界隈には、儒者、漢学者などが多数住んでおり、佐久間象山、東条一堂が有名です。近隣の茶屋にいた看板娘の名前「お玉」からとされる。

また、お玉が池種痘所(漢方医による種痘館):東京大学医学部の前身がポツンと角塀にへばりついている。

途中近在のお祭り暦がシャッターに年間行事が分かるように書いてある。

 

JR神田駅から帰路に就く

以上 五期 寺田(記)