クラブ「ブラたび」の16名が「越谷宿」を散策し「こしがや能楽堂」を見学して来ました
平成31年1月20日(日)男性3名、女性13名が9時40分北越谷駅到着。 ボランティアガイドさんと合流し、北越谷駅そばの香取神社に向かいました。
約500年前に創建され、招福除災の鎮守神として土地の人に深く信仰されてきた神社です。
(本殿には江戸時代に栄えた大沢地区の染め物業の立派な装飾彫刻もありました)
大沢地区を東へ1kmほど歩き久伊豆神社へ 。 松の内も過ぎたことから人出はやや少なくなったようです。
平安時代中期に武士や庶民の信仰を集め、徳川将軍は鷹狩の休憩所として使用したそうです。
(参道にはまだ出店が並んでいました) (手水舎で作法にならって身の浄め)
(足止めのコマ犬の説明。 境内には樹齢200年の藤の木があり、5月には大変賑わうそうです)
元荒川を渡り、いよいよ日光街道越谷宿の中心へ向かいました。
(米長乾物店、小豆等のお土産を売っていました) (会田金物店、近藤勇も宿泊したそうな)
更に日光街道を南へ歩きました。
(小泉家住宅、左端のレンガ作りの防火壁が明治32年の 大火でも類焼を守りました)
(木下半助商店、現役の金物屋さんです。よろず屋みたいに何でも揃っていました)
南へ進むと川口市鳩ケ谷から大宮へと続く「赤山街道」と交差します。 赤山街道は江戸時代の関東郡代・伊奈氏(利根川の東遷改修を指揮)が鳩ケ谷に 築いた赤山陣屋(城)から大宮へ向かう道です。
(街道沿いに地元の篤志家が、整った黒塀を残してくれていました)
越谷駅前の案内所「蔵屋敷」で記念写真。ここでボランティアガイドさんとお別れ、 安西さん、飯島さん丁寧な案内有難うございました。
昼食後、バスで「花田苑」へ。ゆったりとした風情ある景観を楽しんだ後 苑の奥にある「こしがや能楽堂」へ向かいました。
(花田苑のよく整備された日本庭園)
(竹林を通って能楽堂へ) (中へ入るとよく磨かれた檜の大廊下)
堂内では職員の方に能楽堂の解説をしていただきました。 9月には幽玄の薪能が鑑賞できます。
(総檜作りの能舞台)
(能舞台の横から、 (能面と衣装) 白足袋を履いていないと登れません)
午後3時40分南越谷駅から帰路につきました。
大寒の入りの日でしたが気温12度の暖かな一日で、年の初めにふさわしい優雅な活動が出来ました。
7期卒業生 尾畑(記)