近くにある小さな江戸
私達の周りには、江戸の面影が沢山残っています。
1回目は、隣の鴻巣市の鴻巣御殿。
“17.10.9(月:祭) 免許センター脇の運動公園に車を置いて、鴻巣駅目指して街歩き。駅手前を左折する、タイムズの駐車場を左折すると日本一小さい東照宮が現れる。
この場所を見つけるのにさんざ苦労をしたので、見つけたときは多いに喜んだのを覚えています。以外と知られていませんが、徳川家康の入府により鷹狩を名目として各地に御殿やお茶屋を建築した。
鴻巣御殿は江戸から約十二里八町、徒歩で一日の距離にある将軍のお膝元の範囲です。そのため、上州方面に備えた忍城とともに戦略的な要衝として将軍家の休泊施設である『鴻巣御殿』が築かれた。御殿は、文禄二年(1593)ごろ建てられたと推定され、家康、秀忠、家光と三代にわたり使用された。
その敷地は一町四反歩(約1.4ヘクタール)明暦の大火後1部を解体し江戸城に運ばれた。明治に入り今の鴻神社に合祀された。
鴻巣人形館ひなの里に鴻巣御殿の屏風図・説明案内文が展示されている。
民家が周りに立ち並び参道も90cm程の狭い道です。石造りの鳥居の手前に享保十二年の名ある蹲踞(つくばい=手水鉢)が当時をしのばせる唯一のものです。
その奥にひっそりと、東照大権現の(石造り)一社造りの神社が祀られています。
鴻巣駅の立ち食い蕎麦を食べて帰る。
5期生 寺田(記)