羽生市街を散策中に中川の起点に遭遇

4月中旬のある日、羽生市に用事があり羽生市街を散策中に偶然、埼玉県および東京都を流れ東京湾に注ぐ一級河川の中川起点の標識を発見。農業排水路が葛西用水と交差して潜って出てきた出口に起点を示す石標が立っていた。この付近は細い流れですが、やがて支流を集めて東京湾に流れていく。

葛西用水の標識と川の流れ

 

葛西用水と交差して出てきたところが中川起点となっています。

中川起点の標識

【説明版の内容】

中川のプロフィール

中川は埼玉県羽生市を起点に、大落古利根川、新方川、元荒川、大場川など多くの支川の流れを集めながら南下し、東京湾へと注ぐ総延長約81kmの一級河川です。

中川は、利根川東遷(文禄3年(1594)から始まった利根川の流れを江戸の東側に振り向ける工事)以前は利根川や荒川の本流でした。その後、明治以降の河川改修計画により、江戸川と荒川に囲まれた地域の農業用水路として整備され、さらに新中川の開削等を経て、現在の姿になりました。 

中川起点

農業排水路が葛西用水と交差して潜って出てきた出口

中川起点より下流を望む

道に迷ってたまたま歩いていた人に聞いて、葛西用水路の脇道を歩いている途中で中川起点の標識に遭遇しました。この場所は、羽生市産業文化会館前の道路反対側の葛西用水路脇の道を少し行ったところにありました。

以上 I.T