「気ままなめぐみるく」四遊子が三県境をまたぐ

「気ままなめぐみるく」四遊子は2024年12月6日(金)の小春日和に埼玉県・群馬県・栃木県の三県境をまたぐ小さな旅をしました。

集合場所は行田市総合公園東側駐車場。県道199号線を北に総合福祉会館やすらぎを右に見て利根大橋を渡る。ひたすら北へ国道354号線交差点、狸塚を超えて邑楽町役場の足元に建つシンボルタワー未来MIRAIに昇る。東に筑波山、南に行田タワー、富士山、彩の国くまがやドーム、赤城山、日光連山と360度の眺望を楽しんだ。

国道354号線沿いの釜めし屋さんで五目釜めしとうどんのセットランチをいただく。好みのおこげのある釜めし、腰のあるうどんのセットは美味しかった。

多々良沼を右に見て進むと彫刻の小道に入った。群馬県立館林美術館のレストランエミールで昼下がりのコーヒーをプレーンワッフルを添えていただく。

板倉東洋大前駅に出て校舎のみが残る東洋大跡を車中見学して、わたらせ自然館に立ち寄る。旧谷中村合同慰霊碑を左に見て渡良瀬遊水地に入る。渡良瀬遊水地は栃木・群馬・茨城・埼玉の4県の県境にまたがる約3,300ヘクタールの我が国最大の遊水地です。北エントランスから第Ⅰ調節池に入り、左右に広がるヨシ原の中で一直線に延びる道路を進み谷中橋を渡り第2調節池を望む新赤麻橋のたもとでUターンする。傾きかけた陽光に輝くすすきの穂と乾いた冬の空をしばし見つめる。来た道を戻り、途中で谷中村史跡保存ゾーンで谷中村役場跡を見学。

渡良瀬遊水地は洪水時に一時的に水をため水害を防ぐ治水と、遊水地内にある上空から見るとハート形の谷中湖に水を溜め都市用水を供給する利水の役割を果たしています。谷中湖の北ブロックに立ち寄る。周遊道路に立ち谷中湖(渡良瀬貯水池)を含む湿地帯の広大さに驚いた。

北エントランスを出て県道佐野・古河線を谷田川に沿って南へ進み、道の駅かぞわたらせを左に見てぐるっと回りこみ少し進むと三県境があります。田圃の境の境界柱といった感じです。全国を見ても珍しい平地の県境です。埼玉県・群馬県・栃木県の三県を一点で訪問した旅でした。今度は緑の季節に訪れたいと思います。