クラブ「ブラたび」の12名が草加宿を散策しました。
平成30年5月31日男性4名女性8名で日光街道2番目の宿場、草加宿を地元のボランティアガイドさんの案内で散策しました。
秩父線と東武線を使い、草加駅に10時到着。
駅前に市制60周年の横幕と草加石清水と云うおせんべいを重ねたようなモニュメントがありました。
日光街道の説明を受けながら歩いて15分、八幡神社・草加七福神の戎さんに到着。社の中を覗くと、立派な一対の獅子頭がありました。
町屋建築の藤城家(かつて味噌問屋であった面影が新しい形で再現された)の説明を受け、日光街道を北へと歩き、草加市立歴史民俗資料館に到着。資料館では学芸員から宿場のジオラマで江戸時代の町の様子を説明していただき、86年前の手動式蓄音機で笠置シズ子の買い物ブギを試聴しました。
(藤城家・かつて味噌問屋) (日光街道を北へと歩く)
(市立歴史民俗資料館・県内初の鉄筋コンクリート造りの元小学校の校舎)
(宿場のジオラマで説明を受ける) (クマーベ手動式蓄音機で笠置シズ子の買い物ブギを試聴)
おせん公園を経て、真言宗智山派東福寺へ。山門には空海の修行時の彫刻があり、境内には三鈷の松(金運が良くなる)がありました。
(おせん公園の「草加煎餅発祥の地碑」)
(東福寺・山門 四脚門) (山門の空海伝説の彫刻)
(普通の松は2本の葉ですが 三鈷の松は3本の葉)
昼食後、この宿場で欠かせない、草加せんべいの手焼き体験をしました。
(手焼き体験のできる志免屋) (コンロに乗せて押し器で伸ばし)
(楽しそうに裏表を反す) (出来上がり、1枚70円)
1週間前のお身拭いで男前になったの芭蕉と曾良の像(彫刻家・麦倉忠彦氏制作)を訪れました。
最後の探訪地である草加松原をガイドさんと歩き、子規の句碑「梅を見て、野を見て、行きぬ草加まで」を通り、矢立橋、百代橋を経て東武線独協大学前駅でガイドさんと別れました。
(330年前・元禄2年、芭蕉も歩いた松並木の街道)
(レンガ造りの甚左衛門堰) (子規の句碑)
(百代橋 月日は百代の過客にして・・・・を思い出しながら)
(矢立橋 矢立とは旅人が持つ携帯筆記用具のことだそうです)
千住から2里8丁、歴史を感じながら、第3回目の日光街道宿場散策を楽しみました。ガイドの中村さん吉村さん丁寧な説明をありがとうございました。
7期生 尾畑