クラブ「ブラたび」の11名が日光街道の杉戸宿を散策して来ました。

平成29年12月7日男性3名女性8名で日光街道5番目の宿場、杉戸宿を地元のボランティアガイドさんの案内で散策しました。

秩父線と東武線を使い、東武動物公園駅に9時30分到着。初めに駅から少し離れた宿場町らしい広場でガイドさんからアウトラインの説明を受けました。

いよいよ400年前にタイムスリップしてスタートです。

 

天気の良い日は富士山が見える富士浅間神社と芭蕉句碑「八九間(はっくけん) 空で雨降る 柳かな」(もう晴れようとしているのに、八九間約15mの幅もある柳の下では、雨が降っている)。

 中央の矢印の楕円形の句碑は古利根川改修の時に川底から出てきたそうです。

 

宝性院は杉戸宿と共に長く暮らしの礎となってきた「まちの寺院」です。明治期に杉戸学校も置かれていました。

住職さんの計らいで、思わぬお接待を受け、お芋とお新香をおいしく戴きました。

 

小春日和を楽しみながら、日光街道の高札場跡付近を通り、本陣跡へと歩きました。

 

今は個人宅となっている本陣跡(長瀬邸)、大名など身分の高い武士の宿泊所。往時を偲ばせる立派な門構えが残っていました。

 

イチョウのじゅうたんを踏みながら2001年の火災後再建され近津神社にお参りしました。焼失前の本殿には類を見ない素晴らしい彫刻あったそうです。

 

杉戸宿高札場、町や町内の企業、日本工大の協力により復元された立派な造りでした。昨年完成した新ランドマークです。

英語の高札も2枚ありました。

 

ガイドさんと別れた後、昼食を取り、清酒「杉戸宿」でおなじみの関口酒造と鶴牧煎餅店でお土産を買いました。

  

 

最後の訪問先東福寺、明治期の自由民権運動では演説会も開かれたそうです。11/21の定期講演会を思い出しました。

東武動物公園駅(昭和56年まで杉戸駅)に戻り、電車を乗り継ぎ、行田には3時半頃着きました。。

前日の寒さからは考えられない程の暖かな一日、第1回目の日光街道宿場巡りを楽しみました。ガイドの寺田さん長島さん丁寧な説明をありがとうございました。

7期卒業生 尾畑(記)