2022年度定期総会・講演会が開催されました。

2020年度、2021年度と新型コロナ流行の影響で会員参加の定期総会は中止になり、書面によって代行されました。今年度は新型コロナが減少傾向にある2022年6月1日(水)午後1時30分から総合体育館グリーンアリーナ2階 研修室において「2022年度定期総会」が開催されました。また、定期総会終了後、「鎌倉幕府を支えた畠山重忠ら中世武蔵武士の動向」をテーマに埼玉県嵐山史跡の博物館 関口 真規子氏による講演会が開催されました。

総会入口案内表示

新型コロナ感染対策として会場入り口で手の消毒、体温測定を行ってから入室します。受付の隣には行田郷土史研究会、行田環境市民フォーラムなどの活動状況についてパネルが展示され、会場内にもグループ活動報告のパネルが展示されてました。

会場は満席で、あちらこちらで仲間との久しぶりの再会を喜びあう姿が見られました。

第1部 定期総会

事務局幹事の倉林氏の司会により、行田市民大学同窓会尾畑会長、NPO法人行田市民大学活動センター理事長の挨拶後、総会議長に永島事務局長が選出され、2022年度定期総会がスタートしました。

第1号議案(2021年度活動報告)、第2号議案(2021年度収支決算報告&監査報告)、第3号議案(規約・内規改定案)、第4号議案(役員の変更と組織図案)、第5号議案(2022年度活動計画案)、第6号議案(2022年度予算書案)について報告があり、出席者120余名と委任状による賛成多数で承認されました。

第2部 講演会

定期総会終了後、「鎌倉幕府を支えた畠山重忠ら中世武蔵武士の動向」について埼玉県嵐山史跡の博物館 関口 真規子氏による講演会が開催されました。

毎週日曜日に放映中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、平家隆盛の世、北条義時は伊豆の弱小豪族の次男坊に過ぎなかった。だが流罪人・源頼朝と姉・政子の結婚をきっかけに、運命の歯車は回り始める。三谷幸喜が贈るエンターテインメントです。出席者の大半が視聴している話題の番組で、畠山重忠(中川 大志さん)も登場します。

畠山重忠は現在の埼玉県深谷市畠山で生まれ、武士の鑑と称えられ、鎌倉幕府において有力な御家人として活躍した武将。講演では、鎌倉時代の武蔵武士や重忠を取り巻く鎌倉殿の御家人の動向を詳しく説明していただきました。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を視聴している方には、あらすじの復習と同時に畠山重忠を詳しく知るキッカケとなりました。

深谷市川本町畠山には、畠山重忠公史跡公園があります。

講師 関口真規子氏

講演中の関口真規子氏

講師の関口真規子氏と今回の講演会を開催してくださった関係者の皆様、ありがとうございました。

広報交流委員会幹事 田村(記)