国宝綿貫観音山古墳出土品 三人童女の愛らしさ
令和2年9月に国宝に指定された群馬県の綿貫観音山古墳出土品展に行ってきました。
綿貫観音山古墳は高崎市綿貫町にある6世紀後半の前方後円墳です。
群馬県立歴史博物館の近くにあります。
博物館では国宝展示室を開設。奇跡的に未盗掘だったので、きらびやかな副葬品が数多く展示されていました。
なかでも私が好きなのは三人童女です。この埴輪は一つの台座に三人の童女(おそらく巫女)が乗っている珍しいものですが、その童女たちの顔がとても愛らしいのです。

国宝綿貫観音山古墳出土品
群馬県立歴史博物館の綿貫観音山古墳展示は下記のURLからご覧ください。
https://grekisi.pref.gunma.jp/event/710/
王の日常や祭祀を表現している埴輪たちですが、それぞれの埴輪の細部を見ると、個性のようなものが見えてきます。
埴輪の世界に引き付けられます。
8期 水出みよ子