城跡めぐるクラブで「写経の体験」をしました
秋の深まる11月1日(金)行田市谷郷にある、宝積寺で写経の体験実習に行ってきました。10:00には13名全員が集合しました。参道の両側には、百八つの梵憧(ぼんどう)が整然と懸っており奇麗に整備された中庭を通りお邪魔しました。
(山田住職「山田英嗣」行田市民大学2期生の卒業生)が快く向かい受けて下さり感謝の気持ちでいっぱいです。
祭壇に通されテーブルと椅子が並べてあり、ゆったりと落ち着いた雰囲気です、一人々【般若心教】のお手本と写し紙を選んで各テーブルに座ります。その前に 塗香を一つまみ取って両手に塗り込み心身を清浄にします。
真言宗智山派 八幡山 寶積寺(ほうしゃくじ) 般若心経のお手本と写し紙を選んでください。
お手本は大と小が有り、どちらか選んでください。 塗香を手に塗り込み心身清浄
椅子に座ってゆったり 挨拶するT氏
クラブ代表のT氏から山田住職さんに会を開いて頂いた、感謝の気持ちを申し上げました。
今回は、我ら行田市民大学7期生の仲間【故 榛葉 新二】氏の供養も兼ねて行って頂きました。
住職から皆さんの優しい心に感動いたしました。まさしく【故 榛葉 新二さん】は大切な仲間でありました。だからこそ何かしてあげたいという心が湧き起こってくるのではないでしょうか。その供養の形は、まずは合掌をすることです。
住職のお話を聞き入る皆さん
合掌しながら、住職さんの後に続いて「般若心経」を読み上げます。
写経の目的と合唱の仕方
住職の先導で般若心経を一緒に読み上げる。
読み上げ終わると、室内が俗世界から離れた感じで、シーンと何も聞こえてきません。心が落ち着いたところで、写経に打ち込み始めます。
真剣そのもの 早い方は50分で書き上げます。
隣室では終わった方から、住職さん自らお茶を入れて頂き、お茶会が始まっていました。
皆さんのご意見は、初めての方は、字が下手だから恥ずかしい、のお話でしたが、写経は自分の心を見つめ直すことで今生きている楽しさがあると感じました。
お茶会風景 ほっとして、お茶を啜るSさん・・
全員で祭壇の前での記念写真も住職さんに入って頂きました。
緊張の後の完成品を収めてきました、又 「故 榛葉 新二さん」の写真も奉納させて貰いました。
祭壇の前で記念写真
完成品の一例 「故 榛葉 新二」氏
皆さん、本日はご参加有難うございました。偶にはお坊さんの説法でも聞いて写経して自分を見つめ直しては如何でしょうか。
7期生 城跡を巡るクラブ 塚田 東司、写真(塚田・尾畑)