わくわく歴史ウォーク 忍の歴史・文化に触れる(参加人員8名) 2024.2.21

今日は、あいにくの雨模様。でも元気に活動開始。
本日の予定は、商工センターから大長寺を経て八幡神社、清善寺 、内行田 ⇒ 商工センターの約2時間半の街歩き。

商工センターの前の道、以前は佐原線(旧国道125号)今は県道に格下げ、その昔は八王子千人同心道とし、日光までの日光脇往還として繫栄をしていた街道。(忍は、城下町だけでなく旅籠を抱えた宿場町でもある。)

いざ出発。
すぐ隣、現在コンビニのある場所は、『田山花袋ゆかりの料亭』魚七があった所、またすぐ前は柳の湯として銭湯屋さん。小説田舎教師の主人公のモデル小林秀三もすぐ先の下駄屋の二階に下宿。

東に進むと、現在の埼玉信用金庫の前に、御本陣跡の石碑があります。隣には、脇本陣があったと伝えられている。
先に進むと、十万石饅頭のふくさ屋本店がある。
一万円札渋沢栄一の生家で、十万石の饅頭が配られたとの話。

先に行って、愛宕神社。かなり昔の時代、酉の市での人の賑わいは想像以上、現在の市役所あたりまで夜店が並んで、押すな押すなの行列ができる程。

その先に行くと『行田馬車鉄道』発着所跡の碑が立つ。明治34年 行田⇒吹上間で開通、当時250~400人の乗客があった。

裏手に回ると秩父線の鉄橋と忍川のところに、長野口御門跡、船着き場跡の石碑があり、船着き場として400年前からの文献に載っている。

大長寺:毘沙門堂と大仏
藩主、老中阿部豊後守忠秋が将軍より拝領した毘沙門天像を安置するため、菩提寺である大長寺に建て領内の五穀豊穣を祈願した。
毘沙門堂は昭和38年道路拡張工事により、日光の金精峠に移築。
大仏と梵鐘は、太平洋戦争にて供出。大仏は現在二代目。

裏道に回り、中将湯(銭湯)に出る、今は廃業。真っ直ぐに進み中央郵便局の脇を左に八幡町通りに♪
八幡町通りの道の綺麗さ、歩きよさそうな道を進むと、池井戸潤のドラマ『陸王』でお馴染みの“こはぜ屋”(実際はイサミ足袋)を見学、中の工場を見せてもらう。ドラマそのもので感動する。

 

隣が八幡神社。凄いご利益がありそうで、お賽銭を百円あげる。
年のせいか目がショボショボ(目の神様にお祈り)

大村ミシンの角を回り、清善寺へ。

お水屋のところ、昔の芸子(芸者さん)の寄付の名前がズラリ。
足袋景気で沸いてる時は、2~3軒のおきやさんがあったと聞く。

内行田通り
スーパーエコスの跡地に中国系の「ヤスマート」で、一部の人買い物。安~~~~~い。15分近く見て回る。


近くの『相生軒』にて食事。お決まりの『ワンタン麺』を全員注文。一部男性、瓶ビールにて乾杯。昔ながらの店構え変わらないね~。

 

商工センターに戻り解散。約2時間30分のぶらり旅。
お疲れ様でした。

次回3月度は、さきたま古墳公園でのお花見。
こうご期待ください。

記 5期 寺田 写真 田村