「気ままなめぐみるく」渋沢栄一ゆかりの地を訪ねる

「気ままなめぐみるく」はクラブ立ち上げて2年目となる2024年3月31日(日)に渋沢栄一の生家をはじめ尾高惇忠生家などの渋沢栄一ゆかりの地を訪ねました。参加会員7名。

10時にパティオで参加者全員が勢ぞろいする。桜並木はつぼみが大きく膨らんでいるが数えて数輪の開花状況です。広場ではワークショップが開催されて多くの人がアクセサリーなどを手にとっていた。色鮮やかなチューリップ畑が目を引く。 *写真の上でクリックすると拡大します

11時30分に昼食会場のラ・タベルン・タブレに到着。会員いち押しのじゃがいものクロケット、かぼちゃのプリンとコーヒーを美味しくいただく。外はカリッとしていて中はしっとりとしたクロケット、絶妙な甘さと滑らかな舌触りのプリン。

13時に渋沢栄一の生家、旧渋沢邸「中の家」を見学し、従兄で渋沢栄一に論語など多くの学問をはじめ人生に大きな影響を与えた尾高惇忠生家を訪れた。栄一の妻となった千代、見立て養子となった平九郎が育った家です。平九郎は美男子で女性ファンの来訪が多いという。煉瓦造土蔵が屋根瓦の修復を終えて明日に再公開されるとのことだった。煉瓦は日本煉瓦製造株式会社製とのことです。

丸瓦が葺かれスペイン風洋式建物の清風亭、英国の農家を模した誠之堂。共に旧第一銀行の保養・スポーツ施設「清和園」内に建てられていたが解体、移築復元した建物です。渋沢栄一は株式会社組織による企業の創設に携わり、明治29年に第一国立銀行が第一銀行となった初代頭取となる。誠之堂は1916年(大正5)に第一銀行行員たちが渋沢栄一の喜寿を記念して建築された。

 

清風亭は1926年(大正26)に第一銀行頭取であった佐々木勇之助の古希を記念して行員の出資資金で、誠之堂と並べて建てられた。

誠之堂(国指定重要文化財)および清風亭(埼玉県指定有形文化財)では、「源氏物語 美の世界」の受講生皆様の作品展示会が開催されており雅な世界に浸りました。貴重な文化財の保存と有効活用が図られ、両立した好例だと思いました。